岐阜女子高校 C石井 香帆選手のコメント

Q1 県大会を終えて、まずどんな感想を持っていますか?
A1 チームとして、まだまだできていないことがたくさんありました。例えば、ボックスアウト、そこからのリバウンド、ルーズボールに反応することなどです。東海大会までに、全員でもっと徹底していきたいです。

Q2 ウィンターカップでの全国優勝の後、新チームとして準備期間も少なかったと思いますが、その点はどうですか?
A2 試合の中でイージーミスが出ることがありました。今後、全員で直していきたいです。 もっとコート内で声を出して、コミュニケーションをとり、自分の意志を伝えていけるようにしたいです。チーム内でもそのことを徹底していきたいです。

Q3 新キャプテンとして、普段から何を気をつけていますか?
A3 特にゲーム開始時には、周りに気を配り、みんなに声をかけることを絶対にやっています。

Q4 東海大会に向けての抱負は?
A4 チームとして細かいところができていない点がたくさんあるので、修正していきたいです。例えば、ディフェンスリバウンドから、もっと速攻につなげることなどです。今大会で桜花学園に勝って優勝したいと思っています。

   

 岐阜女子高校 安江 満夫コーチのコメント

Q1 優勝おめでとうございます。新チームとなって間もない大会でしたが、今大会を振り返って、どのような感想をおもちですか?
A1 1月の始めに新チームになりました。おそらく日本で1番遅く新チームになったと思います。もう1回一から作り直すという思いで練習し、今大会に臨みました。途中の段階では、結果を出せたと思います。2週間後の東海大会にコンディションを合わせ、桜花学園さんと決勝で戦いたいという思いがあります。

Q2 大会までの短期間で、こだわって練習してきたことは何ですか?
A2 やはりディフェンスをしっかりやることです。脚を作ってディフェンスをするというチームであることは、今年も変わりありません。今大会の試合では、前半の失点が1桁で折り返すことが多くありました。1対1のディフェンスを大事に練習してきて、これは例年以上の成果であり、さらに今年のチームは機動力も兼ね備えています。

Q3 決勝リーグすべてのゲームで得点100点以上、失点30点未満という内容でしたが、数値目標などはたてられているのですか?
A3 1対1のディフェンスをきちんと行うということが狙いであり、特に数値的な目標はたてていません。生徒ひとりひとりが、自分自身の課題をもって取り組んだ結果、このような内容のゲームになったのだと思います。他チームのレベルがどのくらいかわからないので、この得点、失点が、満足できるものかはわかりません。しかし、ガードの藤田やセンターのファトーが、12月よりもさらによくなっている分、オフェンス力があがっていることは確かです。この2人には高校生とは思えない貫禄がある。優勝したことが自信になっていると思います。

Q4 新チームの特徴は、何ですか?
A4 例年よりサイズがちいさくなっていますが、インサイドと外の合わせを軸にオフェンスの展開の幅を広げたいと考えています。ガードとセンターのラインを軸に、他をからめていくようにしたい。


Q5 外角のシュートが高い確率できまっていたように感じますが、どのように練習をされていますか?
A5 1対0のシュートは入れて当たり前、ということがチームに浸透しています。体幹、フィジカルが強くなってきているのが、シュートに反映されているのだと思います。練習では、1対0のシュートを落とすことは、本校ではシュートミスと言い、「ミス」という認識になっている。そういうシュートに対する高い意識が、高いシュート率につながるのではないかと考えます。ボディバランスが悪いとシュートは入らない。止まった瞬間の体のブレをなくすこと、体を強くすることが、シュートを上手くすることにつながっています。