美濃加茂高校 ④川守 立真選手のコメント
Q1 優勝おめでとうございます。今大会は、どのような思いで戦ってきましたか？
A1 高校総体で負けて、5メンやディフェンス練習を中心に行ってきて、自分たちに足りなかったことをやってきた結果、今日は、走り切って優勝することができました。優勝したいという思いは、どのチームよりも強いという自信があります。
Q2 高校総体で競り負けてから、どのようなことに取り組んできましたか？
A2 高校総体では、ディフェンスのコミュニケーションが不足していたせいで、守り切ることができていませんでした。だから、しゃべることを練習で徹底し、意識して取り組んできました。
Q3 下級生中心のチームですが、キャプテンとして、どのようなことに気を配っていますか？
A3 下級生が中心となってゲームに出ていても、キャプテンとして、また3年生が声でチームをまとめてきました。これでチームがまとまり、優勝できた一番のポイントだと思います。
Q4 このチームのよさは？
A4 ディフェンスから走って勝つことです。その力をつけるために、夏は本当に辛かった。でも、それを乗り越えて、今大会は走り切れました。相手チームは足がつっていましたが、僕たちは、そんなことはなく、最後まで戦うことができました。
Q5 ウィンターカップの目標とチームの課題を教えてください。
A5 目標はベスト8です。課題は、今日の試合でもかなりリバウンドを取られてしまったので、それが課題です。また、ルーズボールを取り切ることも大事です。こういったところをアグレッシブにやっていきたいと思います。
美濃加茂高校 林 龍幸ヘッドコーチのコメント
Q2 この大会まで、どのような取り組みをしてきましたか？
A2 前回大会で富田高校のゾーンを攻め切れませんでしたので、ゾーンに対する取り組みをしてきました。今大会も決勝まで、ゾーンが多く、マンツーマンに対する手の内を見せずにここまできたので、ハードなディフェンスが来たときの不安要素はありましたが、よくやったと思います。この大会でも、岐阜農林に対してインサイドに過敏になりすぎないようにディフェンスを修正しながら、ボールマンに対してプレッシャーをかけつつ、チームでスペースを抑えることで抜かれることを防ぐことができました。また、岐阜農林戦では松浦がリバウンドをよく頑張りました。3年生としてよくやってくれたと思います。
Q3 決勝戦、第４ピリオドで競り勝ちました。勝因は何だったのでしょうか？
A3 準決勝の富田高校戦でハードにバスケットをしたので、体力的な不安はありましたが、相手もばてていました。チームも体力的には厳しい中でしたが、オールコートでよくやったと思います。また、日ごろからフリースローは大切と言い続けていました。個々の気持ちの強さもあったと思います。タイムアウトでは、守りに入るなと言い続けました。
Q4 どの選手を出しても安定したゲームメイクができていました。強さの秘訣は何ですか？
A4ここから抜け出してくる選手がいないといけません。ここから全国大会までの１ヶ月の中で、スピード・サイズを上げていくことが大切かと思いますが、短い期間でどこまでやれるかだと思います。
Q5 大事な一戦でしたが、勝敗を分けた場面はどのようなところでしたか？
A5 ディフェンスが粘り強くできました。試合前に特別なことを言うことはありませんでした。いつも通り、練習でやってきたことをいかに出せるかということを伝えました。同点に追いついた場面で選手も落ち着いてプレーをしてくれたと思います。下級生も多い中よくやってくれましたが、ここから1つのプレーから2つ、3つと要求をもっとしていきたいと思います。
ディフェンスではドライブと中への合わせを止めることができました。流れを変えたプレーだったと思います。また、オフェンスではドリブルが多くなってしまった場面がありました。これまでやってきたことをもう一度確認し、パッシングゲーム、パスランで攻めるぞと言い続けました。しかしながら、ハーフコートゲームでの得点が少なかったので、今後課題として取り組んでいきたいです。
Q6 全国大会へ向けて一言お願いします。
A6 2年前の全国大会ベスト16を超えられるように頑張ります。この大会はよく頑張ったと思いますが、イージーミスも多かったです。この壁を越える力をつけていきたいです。
