岐阜農林高校 C熊崎 貴人選手のコメント

Q1 優勝おめでとうございます。今の気持ちを教えてください。
A1 まず嬉しいです。新チームになって2週間という時間のない中で、チームを作って大変さを感じました。その中で、みんなでいい練習をしようと取り組んできました。山田先生から、「今年のチームは弱い」と言われてきましたが、そんな中、自分たちの力で優勝できたことの喜びが一番大きいです。

Q2 ここまでチームで取り組んできたことと、大会での成果と課題は何でしたか。
A2 ディフェンスを1番にこだわってやってきました。特に、チームで声をひたすら出すことや、常にチームでディフェンスすることを意識して取り組んできました。今大会を通して、ディフェンスは県大会では40点以下に抑えることを目標に取り組んできたので、成果が出たと思いますが、オフェンスはターンオーバーや余計なミスがありました。もっとミスを減らしていきたいです。

Q3 新チームのキャプテンとして、チームにどう貢献していきたいと考えていますか。
A3 自分は、今までの先輩方のように上手ではありません。上手くない分だけ、声でチームを引っ張っていきたいです。山田先生からも、「お前が声を出して引っ張っていけ」と言われています。この大会ではそういったところはできたと思います。美濃加茂高校との試合では、負傷でコートアウトし、不安もありましたが、コートに戻った時にチームを落ち着かせることだけを考えていました。山田先生から「最後、行って来い」と声を掛けていただいたので、気持ちを込めてプレーをしました。

Q4 今後の目標を教えてください。
A4 東海大会は激戦となります。レベルの高いところでディフェンスもオフェンスもどこまで通用するのか試していきたいです。県大会では、これからインターハイ、ウィンターカップの3連覇です。全国で通用するチームにしていきたいです。

  

 岐阜農林高校 山田 祐治ヘッドコーチのコメント  

Q1 優勝おめでとうございます。今大会を振り返ってどのような感想をおもちですか?
A1 疲れました。点数が取れないから、失点を防ぐために、ディフェンスを頑張らなければならない。それには我慢が必要。我慢をすると疲れます。

Q2 軸となっていた3年生が抜けて、新チームも始動したばかりですが、今大会に向けて、どのようなことを重点的に取り組んでみえましたか?
A2 1か月足らずでやれることは限られている。今の2年生は、試合に出ていたとはいえ、3年生が組み立ててくれて、使ってもらうプレーヤーだったので、いろいろやれるようにするより、ディフェンスを鍛えるほうが早い。3年生もよく練習してくれたが、今年のチームはそれ以上に練習をちゃんとする。ひたむきにまじめに取り組む選手ばかりである。だからこそ我慢強く戦うことができた。練習がそうであるから、絶対やってくれると信じていた。

Q3 交代してコートに出場するどの選手も活躍しており、質が落ちないように感じられますが、チーム作りで大事にしていることは何ですか?
A3 やはり、メンタル(精神力)です。この1週間、ずっと言い続けてきた。こちらが言えば、感じ取ってできる選手ばかりである。練習してきたことを、試合で信念をもって発揮することができるのはやはりメンタルだと感じる。また、ルーズボール・リバウンドは絶対に県で1番になるという目標を選手が掲げた。これについては実践できていた。勝敗を決めるのは、やはりこれなので、徹底できたことが勝利につながった。

Q4 今後、チームに期待することは何ですか?
A4 今の練習をちゃんと続けていけば、絶対いいチームになると確信している。着実に力がつく見通しがあるので、我慢強く、頑張って練習に取り組んでほしい。

Q5 東海大会の目標を教えてください。
A5 精一杯ディフェンスを頑張ることです。今できる精一杯のバスケットをしたいと考えています。