岐阜女子高校 C大橋 恵実選手のコメント

Q1 優勝おめでとうございます。今の気持ちを教えてください。
A1 優勝という結果はよかったのですが、ディフェンスからブレイクという自分たちのバスケットができず、苦しい展開がありました。その悪い流れのままプレーしてしまった場面もあり、内容的にはよくありませんでした。結果よりも内容に目を向けていきたいです。

Q2 県岐商戦は苦しい場面もありました。振り返っていかがでしょうか?
A2 相手も自分たちの攻めを読んできて攻めきれない展開が多かったです。そういう時に対応するプレイをしたり、ミスが続いたときにディフェンスを立て直すことやルーズボールまで取り切ることがなかなかできていませんでした。

Q3 前半、競った展開ではどのような心境だったのでしょうか?
A3 1クオーター10失点以内という目標でゲームをしていますが、今日は10点以上取られて苦しい展開でした。オフェンス力がまだ十分ではないからこそ、ディフェンスを頑張らなくてはいけないのに、全員が連動せず、コート内の声もなく、雰囲気も悪い流れのままプレーをしていたので、とにかく声を出していこうと考えていました。

Q4 その中でも、ゲームを決めたのは、どのプレーでしたか?
A4 第3クオーターからディフェンスからのブレイクが増え、流れがよくなったと思います。自分たちのプレースタイルが出せたと思います。

Q5 これから次の大会まで、何をテーマにして取り組んでいきたいですか?
A5 新人戦からここまでは、高さがないぶん、スピードやディフェンスやリバウンドをとるためにボックスアウトなど、ディフェンス中心に練習をしてきました。今大会では、流れが悪い時にその流れを断ち切ることができなかったので、自分たちで流れを作れるようにしたいです。また、2試合目には疲れから集中力を保てない場面もありました。そういったところを修正していきたいです。

Q6 次の大会の目標を聞かせてください。
A6 次の東海大会で優勝です。

   

 岐阜女子高校 安江 満夫ヘッドコーチのコメント  

Q1 優勝おめでとうございます。今大会を振り返って、どのような感想をおもちですか?
A1 まだチームとして機能しているわけではない。今、ガードを育てようとしており、経験を積ませることが狙いの大会でもあったので、うまくいかないのは仕方ないと思っていた。これから1ヶ月かけて東海大会の準備をして、さらに全国大会までにチーム力を高めていきたい。今大会はプレー(オフェンス)も限定して、自由にやらせなかったので、得点が伸びないこともあった。しかし、最終ゲームの前半の終わり頃は、苦しかった。ディフェンスの手を抜いていたためで、オフェンスが悪いわけでなく、ディフェンスの悪さが原因だった。

Q2 その最終ゲーム(県岐阜商戦)では、途中1点差まで詰め寄られる場面もありましたが、そのときは、選手にどのような声をかけたのですか?
A2 自分たちがやるべきことができていないから、ディフェンスをもう一度しっかりやろう、と話した。「ディフェンスの意識の低さ=リバウンドの意識の低さ」になっており、ディフェンスが薄くなっていたため失点が増えた。だから、ディフェンスさえしっかりやれば大丈夫だと思っていた。全国でもうまくいかない時間帯はある。そういうときに、マイナスの面を極力少なくしなければならない。今日は選手はいい経験ができたと思う。
 今大会は、D上田をわざとスタートで使わず、K田中にガードをやらせた試合だったので、思うようにいかなかったが、次の手立ての準備ができた。D上田を入れれば、K田中が点を取りにいけるので、得点力が上がることはわかっている。後半、点差が離れたのはそういうことだ。

Q3 今大会は、多くの選手を出場させ、いろいろな組み合わせを試しているように見えましたが?
A3 その通りです。選手の層を厚くしておかないと、トーナメントを戦い抜いていくことができない。インサイドの選手をもう1枚使いたかったが、できなかった。東海大会までには鍛えておきたい。やはり、全国で戦うには7〜8枚使える選手が必要。新入生のインサイドの選手は、これから伸びていく可能性が十分にあり期待している。全国で戦うには、やはり180cmクラスの選手が必要だ。県内でそのような選手が育てられれば1番いいのだが。

Q4 東海大会及び全国大会に向けての抱負をお聞かせください。
A4 東海大会では、もう一度桜花学園と勝負をしたい。東海ブロックは全国的に見ても激戦区であるが、恵まれていると感じる。もう1回、自分たちのやるべきことを整理して、コンディションも含めて、いい状態で勝負をしたい。
 全国大会は、もう一度決勝に進むことが目標です。佐賀インターハイ(2007)以来、7年ぶりの決勝進出を狙っている。そして、ウィンターカップの枠をもう1つ岐阜に!という思いがある。全国には強豪校がたくさんある。簡単には勝てないが、ぜひ決勝に進みたい。