岐阜女子高校　�C東方　優希奈選手のコメント

Q1 優勝おめでとうございます。前回新人戦から今大会まで振り返ってどんな道のりでしたか？
A1　ありがとうございます。優勝はしましたが、これは１つの通過点としてとらえなければならないと思います。まだまだ今日の試合でも反省点がありました。

Q2　反省点があるとすればどんなことですか？
A1　やはりルーズボールとリバウンドです。これはゲームを左右します。ボールマン以外のボックスアウトなど、ディフェンスには休みがないはずとわかっていても、今日の試合では徹底しきれませんでした。新チームになってからこのことを確認して練習してきましたが、甘かったです。ですから今日の勝利も手放しでは喜ぶことはできません。またとるべきところで点をとれなかったことも反省点です。これは流れを変えてしまいます。流れが変わることがバスケットボールの怖いところです。数字に表れないところをしっかりと詰めていこうと思います。

Q3　全国大会での目標を聞かせてください。
A3　日本一です。私たちには歴代の先輩方から受け継いだ大きな志があります。先輩が果たせなかったものを私たちが叶えるために練習をしています。これを「プレッシャー」と捉えるのではなく、「感謝」と捉えるべきだと思います。学校の先生方、保護者のみなさん、卒業生のみなさん、岐阜女子を支える多くのみなさんのためにも、もう一度練習を積んで目標に達したいと思います。

　岐阜女子高校　安江　満夫コーチのコメント

Q1　優勝おめでとうございます。
A1　優勝はしましたが、課題が多い試合でした。試合がいい流れで展開できているときは、誰でもいいプレイができるのですが、流れが悪いときに「崩し」ていく必要があるのです。それが今日はできていませんでした。特にキャプテン（東方）にはもっと頑張ってほしかった。

Q2　ゲームメイクや速攻の走りだしなど悪くはなかったと思うのですが。チームの課題もあわせて聞かせてください。
A2　彼女（東方）はほとんど無名の選手で入学してきましたが、チーム内の競争で今の立場になるまで本当に努力してきました。しかし、私は彼女にはもっと高いものを要求しています。プレーの見方を身につけてほしいのです。右から来たパスを左に流すだけでなく、相手を引きつけてから次の展開を作るパスをする。しかし、今できないということはまだまだ伸びしろがあるということです。他の選手にも同じことは言えます。中学時代に全国大会に出場した選手でも、チーム内の競争に勝って初めて、他のチームと対戦できます。そういった環境が岐阜女子にあることは私も選手も感謝しなければなりません。基礎体力とメンタルを鍛え、もう一度チャレンジします。

Q3　練習中に意識していることはなんですか？
A3　今は「休ませる」ことです。もちろん激しく負荷をかけるときもあるのですが、「休ませる」ことをコーチができなければ選手がオーバーワークしていい結果は出せません。バランスのいい食事、睡眠、休養が激しい練習の裏側には必要です。

Q4　インターハイでの目標を聞かせてください。
A4 　日本一です。そのためにはそれにふさわしいチームになることが必要です。学校関係者、ＯＧ、岐阜県バスケットボール協会のみなさん、審判の方、もちろん保護者のみなさんがいらっしゃって私たちはバスケットボールができています。こうして「日本一」と自分が語れるのもそういった方のおかげであると常に思っています。全国を制するにふさわしいチームであれば、結果はついてくることでしょう。